またまた自転車にのって甲賀 ARI ARIまで出かけた。5時間30分のハードな旅。
この日のライブは会場のPAが調子悪くて、音はいまいちだったけれど、斉藤哲夫/さがみ湘の歌と演奏はいつになく丁寧だった気がする。飛び入りのパーカッション二人にはひやひやさせられたが。アンコールは「まさこ」で終了した。 演奏後、斉藤哲夫さんと会話ができた。毎回サインをねだるせいか、顔を覚えてくれていたのが嬉しかった。 そしていくつかのQ&A。 このアルバムは、タイトル曲が突出していると思うのですが、誰かのアイディアでソウルミュージックを取り入れたんですか? 「いや、僕が主導だね。当時ドゥービー・ブラザーズなんかが流行っていてね。あと、さかのぼってアイズレー・ブラザーズなんかも好きだった。ロサンゼルスからミュージシャンを呼んで気合い入れて作ったんだ。」この曲は斉藤さんの全作品の中でも特殊な曲ですね。 「そうだね。異色だね」 アルバムの歌詞に悲壮感ただようものが多いのはなぜなんでしょう。 「この時期、スランプになっちゃって、曲がかけなくなってしまった。アルバムを作れないとなると違約金を払わなくてはいけないし。もう左手でかいてたよ」船出 という曲もいいなと思いました。この曲や まさこ はアシッドフォークの影響を感じるのですが。 「アシッドフォークっていうのが何なのかちょっとわからないな。どういうものなの?」ニック・ドレイクのような内省的なフォークのことなんですけど。 「それは知らないなあ。まさこのイメージは、レッド・ツェッペリンの 天国への階段 だね。あと、ジョン・レノンが歌ってた ジュリア。基本的に僕はビートルズの影響で曲を作っている」 …などなど。 最後のアシッドフォークについてのやりとりが興味深かった。だって「天国への階段」と「まさこ」は全然テイストが違うでしょう。あれを元ネタにアシッドフォークへ繋がるなんてその飛躍がすごい。もっといろいろ話をしてみたいと思わせる、超きさくな斉藤哲夫さんでした。 #
by siwapuri
| 2009-10-14 01:59
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by siwapuri
| 2009-08-11 02:21
夕食は銀座にある「インド料理ナイルへ」出かけた。小西康陽の本にもでてきたお店。ちょっとだけおかしな日本語でしゃべるG.M.ナイルさんの接客が最高だった。「若旦那、水いれます。」とか。どこで覚えるのさそういうの。カレーは結構スパイシーで、マッシュポテトがはいってるのが変わってた。骨付きのチキンはテーブルで外してくれる。写真を撮っていたら、「いってくれたら写真撮ってから骨はずしたのに。もっとおいしそうだった!」とかつっこんでくれて、いちいちおもしろい。愉快なおっちゃんや。
カレー研究家・警察評論家(愛好家) やっぱり本人もスパイシー。
東京農業大学非常勤講師 【生年月日】 1944年(昭和19年)8月6日 【血液型】A型 【出身地】日本(インドでの生活経験もある)(南インド:マリアラヌ語を話す) 【趣 味】スコッチウイスキーの収集 【略 歴】大学卒業後、日印友好の功績により勲三等瑞宝章を受けた父A.M.ナイル(故人)が始めた「銀座ナイルレストラン」の二代目オーナーとして経営に自ら腕を振るう。「日印親善は台所から」との父の意志を受け継ぎ、その味はさまざまな年齢層のファンを持つ。常連客には芸能人も多数いる。「ムルギーランチ」は絶品。 又レストランオーナー以外でも特に警察関係からの信頼は厚く、全国各地の警察組織での講演は数多い。無類の警察好きが高じて都内に個人の「警察資料館」を所有している。 他にも、店が歌舞伎座の楽屋向かいにあるところから清元(浄瑠璃)にはまっていて、海老蔵の襲名公演の「助六」で河東節(かとうぶし)十寸(ますみ)会御連中で出演経験がある。現在では長男との「くらま会」親子初競演も済ませ、多彩ぶりを発揮している。 その独特のキャラクターが受けテレビ・ラジオ・雑誌など多方面で活躍中である。 #
by siwapuri
| 2009-08-11 02:02
店内は、ごく簡素なつくりで、大きなスクリーンがあることを除けば、文化祭の延長のよう。でもそのチープな空間は、「おかえりなさいませご主人様」と出迎えられることで楽園に変わるのだから想像力ってすごい。注文したアイスコーヒーにミルクとシロップを頼むと、目の前でかき混ぜてくれたり、美味しくなる魔法を唱えてくれるんです。「おいしくなあれ おいしくなあれ 萌え 萌え きゅ〜〜」って。もちろん一緒に唱えるんですよ。はっはっは。メイドさんは皆かわいくてテキパキしててノリノリで最高でした。話をきくと、高校生と大学生が多いのだとか。「いってらっしゃいませご主人様」と言われて送り出される頃には、もうすっかりアキバの住民になれた気がしましたね。楽しかったので、もう一軒いきましたよ。えへへ。 あと、近辺をうろついていたら、篠原冴美という高校2年生のアイドルみたいな子が、とつぜん路上で撮影会みたいなものを始めたんですが、すぐさまオタクっぽい人々がどこからともなくわらわらと集まってきて、すごい勢いで写真をとり始めたのは圧巻でした。「こっちむいて!」「腕さげて!」なんて声までかけて超熱心。もちろんカメラは安っぽいコンデジなんかではなく、一眼レフの高級機(canon 5Dのひともいた!)。ストロボまで用意してる人もいて恐れおののきました。なんなんだこの熱意!。秋葉の現場を生で見ることができて、ほんとうに良かったです。わたしも負けじと一眼レフを取り出し激写しました。目線をくれると嬉しいですね。かなりドキッっとしましたよ。冴美たんかわいいお。いやあ秋葉原ってほんとうに楽しいですね。 #
by siwapuri
| 2009-08-11 01:48
東京は物価が高いという印象があるけど、レコードに関してはなぜか安い。マニアがたくさん潜んでいるからか。品揃えも恐ろしく良く、知らないレコードばっかりでわけがわからない。みな試聴もせずにガンガン購入しているのには驚いた。レコ屋のレジであんなに待たされたのは初めて。以下、ディスクユニオンでたくさん買ったレコード。一番うれしかったのはbud shank & his brazilian friends(pacific jazz)のUS盤。1500円!。
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by siwapuri
| 2009-08-11 00:14
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